クリスマスの茶々とシュル——光も音もない世界のクリスマス

光も音もない世界で |茶々とシュル

家に来てから、はじめてのクリスマスでした。茶々にとって、クリスマスがどんなものかはわからないけれど。それでも、この日のふたりの様子は、忘れられないものになりました。

shuru

はじめまして。shuruです。
夫と4兄弟、そしてサバトラの成猫・シュル🐈‍⬛と田舎で暮らしています。そんなある日、カラスに襲われ倒れていた茶トラの子猫🐈を保護しました。子猫の名前は茶々です。茶々は視覚と聴覚に障害があり、山あり谷ありの毎日を過ごしています。光も音も届かない世界で生きる茶々と、そっと見守るシュル。そんな日常をありのまま綴っています。

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ツリーの前の茶々

手作りの小さなクリスマスツリー。それでも、茶々の隣にそっと置いてみたくて、並べてみました。

見えない、聞こえない。それでも、温かさや空気の変化は感じているのかもしれない。そんなことを思いながら、しばらくそのまま眺めていました。

クリスマスの日の茶々

家に来てから1ヶ月ちょっと。くるくる回る歩き方は続いていましたが、この頃の茶々はずいぶん落ち着いてきていました。ご飯もよく食べて、寝る場所も決まってきて。少しずつ、うちの子になっていく茶々を感じていました。

特別なことは何もしていないけれど、茶々がそこにいる。それだけで、今年のクリスマスは十分でした。

シュルはいつものシュル

シュルはと言えば、まったくのマイペースでした。クリスマスだろうと関係なく、いつもの場所でいつものように過ごしていました。

茶々が近づくと少し離れる。でも以前みたいに全力で逃げることはなくなっていました。距離を保ちながら、それでもちゃんとそこにいる。それがシュルらしいな、と思いました。

相変わらずツンとしているシュルだけど、茶々にちょっかいを出されると、軽くやり返すようになってきました。知らんぷりしながら、ちゃんと相手している。それがなんだか、シュルなりの距離の縮め方に見えました。

光も音もない世界のクリスマス

クリスマスの夜、シュルの横に茶々をそっと置いてみたら——猫パンチが飛んできました。

光も音も届かない茶々のクリスマス。でも、温かい場所があって、ご飯があって、そばに家族がいる。茶々にとってそれで十分だったんじゃないかな、と思います。

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