茶々がうちに来た日のことは、前の記事に書きましたが、歩けない、座れない、目も耳も聴こない。そんな茶々と過ごした最初の数日間のことを、今回は書こうと思います。
スポイドのご飯が、命をつなぐ
自分ではまだ食べられなかったので、毎日ウエットタイプのご飯をスポイドで口元まで運んで食べさせました。
病院でも食べていたヒルズの回復期ケアの缶詰を1日2〜3回、スポイドに入れて、こぼさないように食べさせたのですが、幸い、喜んで食べました。それだけで十分でした。
📦 このとき使っていたご飯
獣医師に勧められた、今も続けているご飯です
目覚めるたびにホッとした
夜は毎晩、茶々を抱っこして寝ました。夜中に何度も目が覚めて、潰していないか焦ったものですが、とても可愛かったです。でも、おしっこやうんちで汚れることも毎日でした。それでも、生きている証拠だと思えばそれだけでよかったのです。
2日目——布団の上で歩いた
うちに来て2日目のことです。
布団の上にそっと置いてみたら、ふらつきながら少しずつ前に進もうとしていました。
たった数歩。よたよたした歩みでした。でも確かに、自分の足で立って動こうとしていました。
「歩いた」——それだけで涙が出そうになりました。
やわらかい布団が茶々を支えてくれたのかもしれません。それからは布団の上がリハビリの場になりました。少しずつ、少しずつ。
茶々のおかげで子どもたちが笑顔だった
不安な毎日の中で、子どもたちは毎日茶々に夢中でした。
「茶々、今日少し歩いたよ!」「目がちゃんと開いてるよ!」
茶々を囲んで笑う子どもたちを見るたびに、保護してよかったと思いました。茶々がいるだけで、家の空気が変わるのです。
子猫の回復する力を信じた
1週間後の通院を控えて、まだ先のことはわかりませんでした。歩けないままだったら、トイレを覚えられなかったら、不安は尽きませんでした。まだ鳴くことも出来ませんでした。
それでも茶々は毎日ご飯を食べてくれました。スポイドを口元に持っていくたびに、ちゃんと食べてくれました。それが、信じる理由になりました。
子猫には、想像できないくらいの回復する力がある。茶々がそれを教えてくれました。
うちに来て2日目、布団の上で踏み出したあの数歩が、すべての始まりでした。
あの小さな一歩から、今の茶々がいます。





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