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はじめて、隣でご飯を食べた——ふたりの距離

茶々とシュルのお話
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ずっと待っていた瞬間が、ふいにやってきました。茶々が来てから何週間も経っていたのに、シュルはずっとご飯を別々に食べていました。それが、ある日そっと変わったのです。

shuru

はじめまして。shuruです。
夫と4兄弟、そしてサバトラの成猫・シュル🐈‍⬛と田舎で暮らしています。そんなある日、カラスに襲われ倒れていた茶トラの子猫🐈を保護しました。子猫の名前は茶々です。茶々は視覚と聴覚に障害があり、山あり谷ありの毎日を過ごしています。光も音も届かない世界で生きる茶々と、そっと見守るシュル。そんな日常をありのまま綴っています。

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いつもはバラバラだった

茶々のご飯は、シュルと離れた場所に置くようにしていました。まだ茶々が小さく、シュルとは別に赤ちゃん用を準備していたからです。茶々は隙あれば、シュルのご飯に一直線でしたが(笑)大人猫のご飯はまだ心配なので、なるべく届かない場所に置いていました。

シュルも茶々が来るとご飯を置いて逃げていくほど。そんなふたりでしたが、ある日シュルが軽くちょっかいを出してみたり…。

その日、シュルが逃げなかった

その日もシュルのそばに茶々がやって来たのですが、珍しく逃げませんでした。茶々にご飯を譲ってただ見つめるシュル。茶々も気にせず自分のペースで食べていました。ふたりとも、別に仲良くしているわけじゃない。でも、隣にいることを、お互いに許しているように見えました。

ただ、隣にいた——それだけのこと

ただ、隣にいた。それだけのことが、こんなに嬉しいなんて。

なんだか愉快で、可愛くて、嬉しさが込み上げました。急いで仲良くなる必要はない。このふたりのペースで、少しずつ距離が縮まっていけばいい。そう思っていたので、この小さな一歩がとても大きく感じられました。

少しずつ、ふたりの時間

それからも、隣で食べることが増えてきました。シュルから茶々に近づくことはないけれど、茶々がまっしぐらにシュルのご飯に歩いていく。シュルも怒ることなく、受け入れているようでした。

少しずつ、少しずつ。ふたりなりのペースで関係が育っていくのを見守る毎日でした。それにしても、目が見えない茶々がシュルのご飯の場所だけは素早く覚えていたのが不思議で。ヒゲと嗅覚なのでしょうか。謎だらけで可愛いです。

この頃のふたりを動画で

シュルの横に、茶々をそっと置いてみた時の様子です。逃げなくなってきたシュルと、マイペースな茶々。このふたりらしい距離感が、なんだか好きです。

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